取扱い犬種
|チワワ|プードル|ダックスフンド|フレンチ・ブルドッグ|パピヨン|ヨークシャ・テリア|シーズー|
|マルチーズ|パグ|猫|
- 外観と特徴
- 小型で中身がぎゅっとつまっているようなコンパクトでがっしりとした体型です。四股はしっかりとし、背は短く、背筋水平で、尾はつく位置が高く、二重に巻いたものが良いとされています。頭部は丸く大きく、歯の噛合はやや下顎がせり出し、口吻は短く、しわくちゃな顔、つぶれた鼻、飛び出した瞳、柔らかく薄い垂れた耳と奇妙な風貌で、何かを悩んでいるような顔つきです。パグの顔面の構造は人に近く、顔の表情の変化で人と会話できるとまで愛好家はいいます。
つやつやとした短くやわらかい被毛で覆われ、毛色はフォーン、アプリコット、シルバー、黒があり、顔の黒をはじめ他にも黒の斑が見られ、黒いトレース(後頭部から尾までの線)もあります。
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- ヒストリー
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紀元前400年前から存在が確認されている極めて古い犬種であります。当時の中国王室で飼育されていた「ローツ」と呼ばれた犬が原型になったと考えられ、ローツとペキニーズとの決定的な類似性によっても起源は中国と考えられます。更なる祖先は多くの点でマスティフ系特有の性質が見られ極東のマスティフが小型化し、何世紀も前にアジアのチッベットで仏教僧たちに可愛がれたスパニエルの影響もあると推定されています。
その後、早くから極東と交易のあったオランダの東印度貿易会社によって中国からオランダに持ち込まれたというのが定説になっています。1572年、スペイン兵がウィリアム王子を暗殺しよう近づいた際、吠えて知らせたことで王子を救った為、王家公認の犬として王家のシンボルともなっていました。1790年頃にはフランスでも人気を集め、ナポレオンの妻ジョセフィーヌは拘束された際、彼女の愛犬であったパグを使ってメッセージをナポレオンに伝えたといわれています。イギリスへはオランダ経由で渡ったとされている為、「ダッチ・ドッグ」と呼ばれていた時期があり、オランダ原産の犬と信じられていました。ウィリアム3世以降、ビクトリア女王まで王室や貴族社会でもてはやされ、そのしわのある顔を強調する為に耳の先を切る「断耳」もされていました。
狩猟犬を見慣れたヨーロッパの人々にとってパグは特異な犬種であった事は間違いなく、イギリス在来の犬種の吻の長さに影響を与え、ヨーロッパで吻犬種が流行するきっかけを作りました。
オランダで鼻をブーブー鳴らす習性からモプスフンド(おどけた犬)、ドイツでモプス(しかめ顔)、フランスでカーリン(パグを愛好した俳優の名前)とさまざまな名前で呼ばれてきましたが、名前の由来もいろいろで頭の形が握りこぶしに似ていたことからラテン語の「パグナス(握りこぶし)」を起源にした説や、18世紀に流行したパグモンキー(しし鼻のサル)「マーモセット」に似ていることから由来したという説があります。
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- 性格
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威厳ある風格の中にも、忠実で愛情深く落ち着いた性格で、陽気でエネルギッシュで遊び好き、いたずら好き、頭が良くて大胆で無邪気な面もあり、基本的には快活で天真爛漫に行動し、人を気持ちよくさせたり喜ばせたりするのが大好きなやさしい犬です。しかしながらプライドが高く、やや頑固なわがままな面があり、何度も繰り返し行う訓練にはすぐ退屈してしまうところもあります。
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- 飼育のポイント
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短く滑らかな被毛なのでケアは最小限で十分です。体臭も少なく短毛なので、時々ブラッシングをして無駄な毛を取り除き、運動後などに適温の蒸しタオルなどで体を拭いて皮膚を清潔にする程度です。ただし顔のしわは、皮膚病に感染しないようこまめにしわの間を拭く必要があります。シャンプーは必要なときだけでよく、一ヶ月に一度程度が目安です。
毎日散歩に連れ出し、活発に遊ばせて適度な運動をさせる必要がありますが、平たい鼻で呼吸器の問題をおこしがちなので運動のさせすぎは禁物です。それと目が大きく突出している為、小枝などで怪我をすることもありますので注意を要します。また、暑さと高い湿気、寒さにも弱いので、あまり長時間屋外で過ごさせないほうがよいです。
太りやすいので食事の与えすぎに注意し、耳の掃除はイヤーローションに浸した綿棒などで行い、デリケートな目は涙目になりやすので気をつけましょう。
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